豆知識~アレルギー~ その4

・免疫の手段としてのアレルギー反応

たとえば抗原が多量で、局所だけにとどまらない場合は、広い部分でアレルギー反応が起こることになり、その結果、多量の有毒性炎症物質が出てきて、生体に有害な作用を及ぼすことになります。

とくに抗原自体が有毒性物質でないような場合、たとえば異種動物の血清などの場合は、血清自身にはたいした毒性はないのですが、生体はこのような物質に対しても同様に抗体をつくるので、アレルギー反応が起こり、その結果の有害作用のみがめだつことになります。

また、血清や毒性物質で、たいした有毒作用を示さない程度の少量でも、それが直接血液中にはいった場合などには、抗原抗体反応はきわめて敏感なので、重い症状、たとえばアナフィラキシーショックというようなアレルギーを起こすということになります。

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